
二日目。最初の目的地、
『立石寺(山寺)』へ。
ホテルからは車で一時間弱。山寺駅前の駐車場に車を停めた。写真は、駐車場から立谷川越しに見た立石寺。

門前の商店街を5分ほど歩き、根本中堂前の登山口に到着した。

登山口を上がると、正面に見えるのは根本中堂である。

根本中堂の前で。
立石寺は犬連れOKである。

桜は、散り始めていたがまだけっこう花が残っていた。

松尾芭蕉の像の前で。
芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句を詠んだのがこの立石寺である。

山門。ここから先は有料エリアである。

山門から奥の院まで、800段ほどの石段を登っていくことになる。

犬は歩かせてもかまわないのだが、石段ばかりだったのでチャミーはほとんど抱っこされていた。

参道の脇には奇岩がそびえ立つ。岩肌にはお経が刻まれていたり、石仏が置かれていたりしている。

せみ塚。
芭蕉の句をしたためた短冊をこの地に埋めて、石の塚を立てたものだ。

石段はまだまだ続く。

弥陀堂に到着。ここで全行程の半分くらい。

ようやく仁王門が見えてきた。

仁王門を越えたところには、堂宇がいくつかかたまって建っている。写真は中性院。
このあたりに売店と休憩所があったので、一休みした。

さらに少し登って、ようやく奥の院に到着した。

奥の院前からの眺め。

写真ではわかりにくいが、石堂の中には三重小塔が安置されている。

奥の院から対面の岩肌に見えるのは釈迦堂。三徳山三佛寺の投入堂にちょっと雰囲気が似ている。
昔は観光客もあそこまで行けたらしいが、危険だということで今は修行者しか入れないのだとか。

奥の院から右へ、開山堂への道を歩く。

開山堂。立石寺を開いた慈覚大師のお堂だ。

開山堂からさらに少し登ると、立石寺の最高地点、五大堂がある。写真は、五大堂からの眺め。
山門からここまでがほぼ一時間。さらに三十分ほどかけて降りてきた。
降りてきたらちょうど昼食の時間。門前の商店街を歩いていたら、そば屋の軒先にテーブル席があったので、そこで昼食を食べた。